墓石は何代にもわたって受け継がれていくものなので、どうしても劣化していきます。
墓石にはさまざまな汚れが付きますが、その中でも赤い汚れを発見することがあります。
ちょっとこすったぐらいでは落ちず、
掃除に苦労する方もいるでしょう。
そこで今回は、
墓石の赤い汚れの正体と対策方法をご紹介していきます。
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墓石の赤い汚れの正体
墓石にできる赤い汚れは、赤サビの可能性が高いです。
「
墓石は石なのにサビができるの?」と思った方もいるでしょう。
実は、ほとんどの
墓石に使われている「花崗岩」には、硫黄や鉄が含まれています。
これらは空気に触れることでサビを発生させるので、
墓石にもサビができるというわけです。
また、鉄分が含まれたお供え物を直接
墓石に置いて時間が経つと、お供え物に発生したサビが
墓石に移ることもあります。
▼赤サビの対策方法
■サビが発生しにくい石材を選ぶ
墓石に使われている石材のほとんどは鉱物が含まれているので、完全にサビを予防するのは難しいでしょう。
しかし、サビが発生しにくい石材を選ぶことで、
掃除の頻度を減らすことができます。
■お供え物を放置しない
お供え物に発生したサビが
墓石に移ることもあるので、できるだけお供え物は放置せず持って帰りましょう。
お供え物を放置することで、鳥などに
墓石をつつかれたりお供え物にカビが繁殖する恐れもあります。
▼まとめ
墓石の赤い汚れの正体は、赤サビである可能性が高いです。
完全にサビを予防するのは難しいですが、サビが発生しにくい石材を選んだり、お供え物を放置しないことで際の発生を抑えることができます。
墓石に
掃除しても落ちない汚れがある場合は、ぜひ弊社にご相談ください。