お墓参りに行くと、何十年前に建てられたかわからないような年季の入った
墓石を目にしたことがあると思います。
そのため、
墓石は何十年・何百年と持つと思っている方も多いでしょう。
しかし、
墓石にも寿命はあります。
今回は、
墓石の耐用年数について見ていきましょう。
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墓石の耐用年数
墓石にははっきりとした耐用年数はありませんが、30~150年ほどとされています。
これほど大きく差があるのは、
墓石の種類や周辺環境などによって
墓石の劣化スピードが異なるからです。
また、
墓石のひび割れが目立つ場合・目地がずれている場合・
墓石が倒壊してしまった場合など、
墓石の
修理や建て替えが必要なケースはさまざまなので明確な耐用年数がないのです。
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墓石の寿命が短くなる要因
■周辺環境
墓石の寿命は、周辺環境によって大きく左右します。
たとえば、
墓石には何らかの鉱物が含まれているので、潮風に弱い傾向にあります。
そのため、沿岸沿いに建てられたお墓は潮風のダメージを受けやすく、寿命も短くなってしまいます。
また、石は水分を含んだまま凍ると膨張する性質があるので、寒冷地で雪がよく積もる地域の
墓石も寿命が短くなります。
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墓石の管理不足
墓石は環境の影響を受けやすいので、定期的にメンテナンスしなければどんどん劣化していきます。
そのため、
墓石の管理不足も寿命が短くなる原因となります。
▼まとめ
墓石には明確な耐用年数はありませんが、30~150年ほどとされています。
周辺環境や管理不足によって寿命が短くなる傾向にあるので、長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要です。
弊社では、
墓石の
クリーニングや
コーティングのご依頼を承っておりますので、
墓石の管理に不安がある方はぜひご相談ください。