近年、日本に大型台風が上陸する回数が増え、住宅が甚大な被害に見舞われています。
しかし、被害を受けているのは住宅だけではありません。
墓石もその1つで、屋外に建てられているものが多いことから台風による被害は大きくなる傾向にあります。
では、実際に台風によって
墓石はどのような被害を受けているのでしょうか。
▼台風による
墓石の被害
■小物が吹き飛ぶ
花立やロウソク立てなどの
墓石に固定されていない小物は、台風の強風によって簡単に吹き飛んでしまいます。
そのため、台風が来る前に小物を回収しておくことが大切です。
■納骨室が浸水する
地下に納骨室が設置されている
墓石では、台風の大雨によって浸水する可能性があります。
最近の
墓石は排水工事がされていることがほとんどですが、古い
墓石は要注意です。
■飛んできたものが
墓石に当たる
墓石に細心の注意を払っていても、台風の強風によって物が飛んでくることがあります。
それが
墓石に直撃して欠けたりひび割れてしまうことがありますが、近くに木がある場合は倒れて
墓石を破壊する可能性があるので注意が必要です。
■
墓石がずれる・倒壊する
台風による強風や大雨によって地盤が緩み、
墓石が傾く・目地がずれる・
墓石が倒壊するといった被害が起こる可能性があります。
これらのケースは
墓石の建て替えが必要になるでしょう。
▼まとめ
台風によって
墓石が受ける被害には、次のようなものがあります。
・小物が吹き飛ぶ
・納骨室が浸水する
・飛んできたものが
墓石に当たる
・
墓石がずれる・倒壊する
最近の
墓石は対策されていることが多いですが、古い
墓石は被害が大きくなりやすいので注意が必要です。